2023年08月04日 1783号

【地域で呼びかけた横須賀―沖縄写真展&上映会をさらに全国へ 東京・品川】

 7月17日、東京・品川区の大井・西大井地域で横須賀・沖縄南西諸島写真展&『沖縄、再び戦場(いくさば)へ』(仮題)スピンオフ上映会”が行われ、2回の上映で70人以上が来場しました。開催にあたって、地元在住者16人が呼びかけ人となり上映実行委員会を結成。地域掲示板にも掲示して宣伝し、当日も12人以上のスタッフで運営できました。

 この映画には、宮古島や与那国島で、基地建設やミサイル搬入を強行する自衛隊と、先の見えないしんどさを抱えながらも闘っている人や闘いに疲れてしまった人が登場します。見た人からは「戦争準備がこんなに進んでいるとは知らなかった」「本土の私たちは何ができるのか?」という感想が寄せられます。そこで、「この映画を地域で上映し真実を知る人を増やし、戦争させない政治に変えよう!」と呼びかけると「私の地域でもやりたい」という声が出てきます。今回の上映会もそうして実現しました。

 すでに、大田区の大森、品川区の南大井、荏原(えばら)、八潮、大井・西大井で上映。今後、西小山、大井町で予定されさらに増えそうです。

 基地などの写真は、手で持ち運べ普通の集会室でも簡単に展示できるよう、折りたためる軽量のプラスチックダンボールのパネルにしました。映画は45分間とコンパクトなので、上映後、感想交流と地域上映会の提案をする時間がとれます。

 いま横須賀全交に向けて、上映会に取り組んできた仲間と「この地域巡回型展示・上映会運動を全国に紹介し広げよう!」と準備を進めています。

(ZENKO南部・北村純一)

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