2023年10月06日 1791号

【女性の声で政治を変えよう 市民連合がスタート街宣】

 「フェミブリッジ(女の架け橋)・アクション〜女性の声で政治を変えよう」が9月23日、新宿で行われた。東京都の全30小選挙区すべてから市民が参加し、「ジェンダー平等」「多様性社会の実現」「子どもの人権確立」を訴えた。

 主催の「市民連合」を代表して菱山南帆子さんは「しがらみ政治おさらば=B組織のための選挙ではなくて私たちの未来のための選挙を行っていきたい。マッチョ政治おさらば=B自民や維新は、キラキラした若い女性を立候補させているが、表看板だけで裏では男が全部糸を引いている。自民や維新には絶対できない私たちの選択肢を広げていこう」と笑顔で訴えた。

 地方選で北区長候補だった橋本弥寿子さんは「女性だけではない、いろいろなマイノリティーの人たちと橋を架け合い、手をつないで声を上げよう」と生きづらさ≠感じている人たちとのつながりを強調した。

 福島みずほ社民党党首は「岸田首相は組閣人事で、『女性らしい感性を活かして』と言った。ふざけるんじゃない。私たちは添え物、飾り物ではない。人権、ジェンダー平等がわからないおっさん≠スちには退場してもらおう」。他の立憲野党の議員からも、母子世帯の貧困や大量の女性非正規を生み出すおじさん政治≠フ脱却を訴える連帯発言が続いた。

 この「市民と野党のスタート街宣」には約200人が結集。フェミブリッジ・アクション・ウィーク≠ニして30日まで全国各所で展開する。

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