2023年10月13日 1792号

【陸自桂基地「強靭化」抗議デモ 沖縄連帯も強める 京都】

 9月30日午後、京都市西京区にある陸上自衛隊桂駐屯地に対し、基地強靭化に反対するデモと申し入れを行いました(主催 ウクライナ戦争即時停戦国際共同行動in京都)。

 桂基地は、大規模商業施設や大型マンションなど住宅地に隣接しています。基地強靭化の対象で、化学兵器・生物兵器・核兵器による攻撃も想定した基地強化が狙われています。もし、この場所が戦場になれば、どれだけの市民が犠牲になるのか想像もつきません。

 私たちが「桂に基地はいらない」「軍事費なくして暮らしに回せ」などコールしながらデモをしていると、小さい子を連れたお母さんがデモに手を振ってくれました。共感してもらえたのがうれしかったです。

 デモの後、基地の門前に行き、「ウクライナへの軍事支援中止、敵基地攻撃能力保有と基地強靭化をやめよ」と申入書を自衛官に渡しました。参加者みんなで基地に向かって拳をあげ、抗議の声を突きつけました。

 夜は市内で京都集会を開催しました。京都府南部にある祝園(ほうその)弾薬庫のフィールドワークと駅頭宣伝の報告や、11月23日の県民大会に合わせた沖縄訪問などについて交流。10月22日団結まつりを成功させよう、ゲストの山城博治さん(沖縄を再び戦場にさせない県民の会事務局長)に渡す激励メッセージを集めよう、と確認しました。また、毎月継続している「武器はいらないめしだ!」デモを沖縄連帯の位置づけで成功させようと強く訴えました。

(ZENKO京都 佐藤和利)

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