2023年10月27日 1794号

【地元で沖縄写真展と上映会/カジノも沖縄も、諦めさせる政治に腹が立つ/大阪狭山市】

 10月10日から1週間、大阪狭山市内の「ええまち狭山をつくる会小芝ひでとし事務所」で「沖縄写真展」を開催。15日には『沖縄、再び戦場へ』スピンオフ上映会が行われた。

 上映に先立ち、小芝ひでとし大阪狭山市議が「世界では今パレスチナがとても危険な状況になっています。沖縄・南西諸島では近年、急速にミサイル基地化が進められていて、映像はその実態を知らせるものです。今後、大阪狭山市でも平和を創り出す活動を進めていきたいと思っています。ぜひじっくりと観てください」とあいさつした。

 感想交流では「きっちりと報道されていないため、あまりにも知らないことばかり」「沖縄ではこれまで何度も“基地は要らない”と訴えてきたのに、日本政府は県民を抑えつけてきた。大阪でも府民が“カジノは要らない”と訴えているのに、維新府政は強引に進めようとしている。どちらも民衆に対して、どうせ抵抗しても無駄だと諦めさせようとしていることに、本当に腹が立って仕方がない」などの声が出された。

 「沖縄写真展」にも地元市民が立ち寄り、日本中の市民が戦争に巻き込まれようとしている現実に驚きや嘆きの声が上がっている。

 参加者は、大阪狭山市で平和に向けた行動にも取り組んでいく決意を固めた。

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