2023年10月27日 1794号

【ZENKO沖縄参加団・京都/900人の県民大行動に参加/うるま市の闘いにも連帯】

 10月7日、辺野古キャンプ・シュワブゲート前での県民大行動にZENKO京都から3人で参加しました。

 6か月ぶりの大行動には900人が参加。辺野古新基地建設をめぐる政府の代執行手続き開始を受け、不当極まりない国に怒り、承認を拒否する玉城デニー知事を支えようとの熱気あふれる場となりました。

 現地責任の山城博治さん司会で、国会議員や県議、市町村議、大学教授らが不当な政府のやり方と闘う決意を表明しました。各地の会が、日米合同軍事演習「レゾリュート・ドラゴン23」反対市民集会(10/12)や遺骨土砂の辺野古埋め立て反対集会(10/21)等を呼びかけ、「団結頑張ろう」で締めくくられました。

 翌8日は、5月スピーキングツアー京都集会のゲスト宮城英和さんらの「うるまを戦場にさせない会」主催『沖縄、再び戦場へ』作品上映会に参加。ZENKOおきなわの仲間の紹介で宮城さんともお会いしました。

 「レゾリュート・ドラゴン23」では公道を使用して軍事物資をホワイトビーチから嘉手納基地まで輸送することが計画され、これに対する闘いは12日に集会とデモを12団体が一緒に行うまで広がっています。今後、うるま市自衛隊勝連分屯地への地対艦ミサイル配備と同配備連隊本部創設に反対するよう市長に求める署名を3万筆目標に戸別訪問も含めて集め、11・23県民大集会につなげていこうと宮城さんは呼びかけました。

 また、大分への長射程ミサイル配備検討を伝える新聞報道の自衛隊幹部の発言「本来なら先に沖縄に配備したいが反発が大きい。大分への配備を打ち出し、有事の際には南西諸島に展開する」を紹介し、宮城さんは「政府は市民の運動を恐れており、声を上げることが重要」と強調されました。

 私たちも、京都の桂自衛隊基地や祝園(ほうぞの)弾薬庫に対する基地強靭化反対行動、毎月の「武器はいらない!めしだ!」デモを継続してきた意義を改めて認識。県民大集会に連帯して、取り組みをさらに広げていく決意を新たにしました。

(ZENKO京都 川口健次)

MDSホームページに戻る   週刊MDSトップに戻る
Copyright Weekly MDS