2023年10月27日 1794号

【ガザ地上侵攻・虐殺許すな 沖縄玉城知事支え11・23県民大集会へ ZENKOが呼びかけ】

 10月15日ZENKO(平和と民主主義をめざす全国交歓会)実行委員会を開催しました。主要なテーマはパレスチナ、沖縄連帯です。

 イスラム主義組織ハマスの無差別攻撃をきっかけにイスラエルによるパレスチナ・ガザ地区への地上侵攻、住民虐殺の危険性が高まっています。世界―全国の行動に呼応し、東京・足立区では14日に青年が街頭行動でイスラエルによるガザ報復攻撃NO!を訴え、ZENKO滋賀が13日、兵庫も15日に緊急の街頭行動。全国からイスラエル、米国の大使館、領事館などへの抗議ファクスに取り組み、16日には大阪・米領事館前での抗議行動を行いました。

 DSA(アメリカ民主主義的社会主義者)も米国政府のイスラエルへの軍事支援をやめるよう全米で緊急の抗議行動を行っています。戦争に反対する世界の市民の声で、パレスチナ民衆を支援し、孤立させない国際的連帯を広げましょう。

 一方、沖縄では国の代執行訴訟に対し、玉城デニー知事が「承認するという立場には立てない」と反対の姿勢を明確にしました。知事を支えて辺野古新基地建設を許さず琉球弧をはじめ全国の軍事化を阻止するために、11月23日の県民平和大集会を1万人規模で成功させ、政府に「戦争反対」の民意を突きつけることが必要です。ZENKOからもすでに50人近くが参加を表明しています。現地に行けない人も地域で連帯の街頭行動などに取り組みます。

 10月22日団結まつり(大阪)には「沖縄を再び戦場にさせない県民の会」事務局長の山城博治さん、同じく29日(東京)は同共同代表の具志堅隆松さんをゲストに迎え、県民平和大集会参加を訴えます。沖縄への連帯行動をさらに大きく広げ、12月ZENKOスピーキングツアーにもつなげていきたいです。

(ZENKO共同代表 田中拓真)

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