2023年11月03日 1795号
【「沖縄を再び戦場にさせない県民の会」事務局長/山城博治さん/沖縄も大阪も根っこはいっしょ 負けてはならんぞ】
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11月23日に1万人集会を手作りで行おうと、今70団体ほどが集まっている。1万人ぐらい集められないようでは戦争は止められない。
最高裁判決後、玉城デニー知事は嵐のような批判を浴びている。「判決にも、政府の言うことにも従わない。こんな奴が県知事か。ただの違法者だ」と。
基地反対の県民に信を置いて、勇気をもって政府と立ち向かう決意と判断をした知事を誇りに思う。バイデンが出てこようが岸田が出てこようが、負けるな。県民がついている。全国の仲間がついている。
沖縄を二度と戦場にしてはならない。知事の一番の仕事だ。政府は中国が攻めてくると言うが、攻めてくるのはお前たち(政府)だ。戦争を始めようとしているのはお前たちではないか。
バイデンは軍事費として1000億ドル(約15兆円)をイスラエル、ウクライナに送るという。「台湾有事」の時はおそらく台湾に50兆円だ、100兆円だと送る。沖縄にも数十兆円とくるだろう。「戦争やれ、やれ」と。米国には爆弾が落ちないと思っているのか。沖縄ならいいのか。日本ならいいのか。
「世界の大国」と言うのなら、平和のために、イスラエルに落ち着け、パレスチナに落ち着けと言い、ウクライナよ、ロシアよ落ち着けと言うべきではないか。
日本政府にも言いたい。米国の同盟国と言うのなら、平和憲法を持つ国の総理として、バイデンに「戦争に前のめりになるな。あなたが中国やロシアのような物騒な国に行って、争い事はやめようと言うべきだ」と、言うのが本来ではないか。
ここ大阪では違う政党(維新)がにぎわったようだが、カジノをつくって私腹を肥やすような者に政治を任せてはならない。人びとの生活もかえりみないで、万博だカジノだと一部の人間や企業にカネが入るような政治を白昼堂々とやらせるわけにはいかない。
沖縄は戦場(いくさば)、ここはカジノ場。やらしてはならない。沖縄も大阪も根っこはつながっている。連帯していこう。マケティナイビランド(負けてはならないぞ)。
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