2023年12月01日 1799号

【ガザ侵攻やめろ/政府は虐殺停止へ動け/大阪】

 11月18日、「ガザ侵攻を止めろ!関西緊急アクション」には、約700人が参加した。主催は関西ガザ緊急アクションで、ZENKOなど30団体が呼びかけ、おおさか総がかり行動実行委員会、大石あきこ事務所、しないさせない戦争協力関西ネットワークが協賛した。

 主催者を代表して役重善洋(やくしげよしひろ)さん(BDS関西)が「イスラエルは、ユダヤ対アラブという偽りの構図を描き虐殺を続けている。今、ユダヤ人の若者たちが“ユダヤ人の名の虐殺は許さない”と抗議に立ち上がっている。暴虐の鎖を世界の動きで包囲したい」と訴えた。

 「虐殺やめろ!占領やめろ!」のコールを轟かせたデモ。イスラエル・サッカー協会のスポンサー、プーマのストア前では「プーマはイスラエルの戦争犯罪の支援をやめろ!」「ボイコット・イスラエル!」。

 デモ後、繁華街・難波(なんば)のスタンディングアピールで、広島から参加したシリア出身の青年は「70年前からイスラエルがずっとパレスチナを占領してきたことへの抵抗の面を忘れてはならない」と声を上げた。

 市民らも「デモで、イスラエルによる隔離壁をイメージした22bの横断幕を掲げた。2014年ガザ攻撃の2200人の犠牲者を象徴したもの。半分が子どもだった。壁は、人間の心を閉ざしている壁なのです」「私たちには国際平和を希求する日本国憲法がある。岸田首相は虐殺を止めさせる責任がある」。「占領下のような状態に置かれている沖縄にも目を向けよう」の呼びかけも行われた。

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