2023年12月08日 1800号

【政府を追いつめる包囲網築く/ZENKOユースに注目/全国交流集会】

 県民大集会後の全国交流集会には、北海道から九州まで反基地・沖縄連帯に取り組む団体・個人約200名が集まりました。この日にもたれた各地の連帯行動が報告され、理不尽な日本政府を追いつめる包囲網が築かれたと感じられました。

 愛知では三菱重工の12式ミサイル製造、京都は米軍Xバンドレーダー基地など、地元の軍事化を許さない闘いの報告で、自分たちも当事者だと明確になりました。

 ZENKOはユースメンバー4人が、集めてきた連帯メッセージを散りばめたバナーを掲げ登壇しました。

 田中拓真共同代表が「命(ぬち)どぅ宝の心と勝つまであきらめない闘いに学ぶため、毎月メンバーが沖縄を訪問。毎年10代から30代の若者が沖縄で戦争や基地被害を学ぶ活動をしています。今日は全国から62名が参加しました」と述べると会場から共感の拍手が。「私たち若い世代が闘いを引継ぎたい。スピーキング集会を成功させZHAP(ZENKO辺野古反基地プロジェクト)署名を広げたい」と訴え、協力を呼びかけました。

 米国、韓国、ハワイ、台湾から連帯メッセージが寄せられ、DSA(アメリカ民主主義的社会主義者、8万人)のアフメド・フセインさんは「アメリカでみなさんの声を広げる。40人以上の地方議員が賛同し、デニー知事とオカシオコルテス下院議員の会談を実現させた」と、力強くビデオ報告してくれました。

(ZENKO京都・佐藤和利)

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