2023年12月15日 1801号

【とめよう!原発社会への暴走 全国から大阪に1600人】

 12月3日、米国が呼びかけた「原発の設備容量を2050年までに3倍に増やす」宣言に日本が賛同、のニュースに「絶対に許さん!」と怒り心頭。大阪で開かれた「とめよう!原発社会への暴走」集会に参加した。

 主催者あいさつで原子力発電に反対する福井県民会議の中嶌哲演さんが「なぜ若狭湾周辺に原発が集中するのか。老朽原発再稼働、汚染水放出。原発依存社会に私たちも問いただされているのでは。行き場のない使用済み核燃料をこれ以上増やさないようもう原発を動かすな。地元と都市部の世論、運動をつなぎ、手を携えて原発依存社会から脱却の輪を広げていこう」。

 北は青森、福島、新潟、首都圏東海第二原発反対から、福井、愛知、岐阜、さらに愛媛県伊方、山口県上関、鹿児島県川内(せんだい)の原発反対、関西の労働組合など1600人が集い、連帯の力強い発言に心が熱くなった。

 デモには沿道の若者らが手を振り返しハイタッチで応援。皆の力で原発を止める≠サの展望が見えた瞬間だった。ともに闘おう!

(ZENKO関電前プロジェクト・秋野恭子)

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