2023年12月29日 1803号

【パレスチナに平和を!/自民党は終わった/千人が議員会館前で声上げる】

 自民党派閥、安倍派と二階派に東京地検特捜部の強制捜査が入った12月19日、総がかり行動実行委員会が「パレスチナに平和を!軍拡増税、辺野古新基地反対!」などを掲げ国会議員会館前行動を行った。虐殺止めよう≠ニ派閥パーティー券裏金問題の二本柱の発言が目立つ。パレスチナにルーツを持つ人が多数参加し、集まった1000人とともに「フリーパレスチ」をコールした。

 福島みずほ社民党党首は「世界の皆さんと力を合わせ、ジェノサイドを止めるためにもっと声を」と訴える。裏金問題については「国民には増税、自民党は脱税」と厳しく批判。内閣支持率の急降下も受け、他の立憲野党とともに自民党の終わり≠強調した。

 「沖縄の風」の伊波洋一参院議員はメッセージで参加。翌20日に控える辺野古代執行訴訟の判決について「反対の民意を何度も示した。代執行訴訟は民主主義の破壊だ」と断じた。

 同日、大阪でも「パレスチナに平和を!おおさか総がかり緊急集会」とデモが行われ数百人が声を上げた。

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