2024年02月02日 1807号

【岸田首相はっきり意思表示しガザ侵攻止めろ! 堺でスタンディング】

 「政府は、仮想敵をつくって脅威をあおり兵器を爆買い。今そんな場合ではない。税金を人命救助、震災復興にこそ充てるべき。仮想敵というが、この大地震の時に攻めてきたのか。仮想敵とされる隣国からは義援金が送られている。これが国どうしの本当の関係だ」「能登半島地震は天災だが、今も続くイスラエルのガザ侵攻は人災のジェノサイド。人災は声を上ければ止められる。岸田首相は曖昧な態度でごまかすな。今すぐ止めろの意思表示を」―怒りのアピールが続く。

 1月18日、大阪・南海堺東駅前で堺市民有志の呼びかけによるスタンディングに参加した。約20人の参加者がマイクで自分の怒りを訴えた。この行動は昨年10月16日から始まり、毎月曜18〜19時、市内主要4駅前で継続されてきた。私も何度か参加してきた。

 今回参加し、能登半島地震を経てこの行動の意味合いがよりはっきりした。虐殺されるガザ市民、そして大地震で生きていくのも困難な被災者に対し、本来、真剣に寄り添っていくべきは国。どちらにも共通して岸田首相は態度曖昧と冷徹≠貫く。次回は2月1日(木)18時から。参加してマイクを握ろうと思う。

(ZENKO南大阪・五十子幸光)
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