2024年03月22日 1814号

【ラファに手を出すな ZENKOがデモでアピール 大阪】

 ラファに手を出すな ZENKOがデモでアピール 大阪  3月9日、大阪市でZENKO(平和と民主主義をめざす全国交歓会)がよびかけた「ガザ攻撃即時中止!集会&デモ」が行われ、約200人が参加した。

 田中拓真共同代表が「現在150万人近くが暮らす最南部ラファへの地上侵攻が迫っている。一人も殺すなと声を上げていかねばならない」と主催者挨拶。関西ガザ緊急アクションの古橋雅夫さんは「最も弱い子どもたちから餓死しつつある。米国や日本が虐殺を支持、容認している。今日の行動も日本政府への圧力となることを願い、いかなる戦争も支持しないと、主権行使しよう」と発言した。

 パレスチナ出身のムハンマド・ハッジャージさんは「私たちは団結してガザの民衆に対して連帯の新しい波を送っている。戦争は150日を超え、4万人以上(ユーロ地中海人権モニター)が殺され、犠牲者の60%は女性と子ども。ガザのすべての家族が誰かを失っている。すべての人びとがこの戦争を止めるために声をあげなければならない。これは恥ずべき戦争だ。必ずガザの人びと、パレスチナは解放されると歴史が示している」と訴えた。

 梅田までデモ行進し、米総領事館前では「アメリカは戦争を支持するな」と声を上げ、「岸田はジェノサイド 加担するな/餓死続くのに 資金を止めるな/イスラエル支持する 企業はいらん/子どもを殺して 金もうけするな」とコールを続けた。寒風の中、大阪駅前で市民へのスタンディングアピールも行った。


ガザへの攻撃即時中止 命を救えとデモ 滋賀

 「イスラエルは虐殺をやめろ!ガザへの攻撃即時中止・命を救え!集会&デモ」が3月7日、大津市のJR膳所(ぜぜ)駅前で50名が参加して行われました。主催は、2月7日の石山駅での宣伝行動に引き続き「9条改憲NO!市民アクション・滋賀」です。

 参加者から次々と「虐殺を止めよう!」と訴えがされました。また、「三菱重工はイスラエルに兵器を提供する英BAEシステムズと手を切れ。イギリスとイタリアと日本の企業が次期戦闘機を共同開発。それを売って儲けていくことになります。これはガザの人びとの虐殺に加担すること。滋賀にも近江八幡市に三菱重工の子会社があります。3月15日に要請行動をしたいと思います。是非ご参加ください」と、ZENKO滋賀がB(ボイコット)D(投資引き上げ)S(制裁)運動を呼びかけました。

 集会後、元気よくデモに出発。「虐殺やめろ!」「国際司法裁判所がヤメロと言うてる!」「軍事協力、岸田はやめろ!」「イスラエル支持する企業はいらん!」「子どもを殺して金儲けするな!」

 次回は4月8日です!

(ZENKO滋賀 峯本敦子)

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