2024年03月29日 1815号

【次期戦闘機輸出 自公合意に抗議/日本製の武器で他国民を殺すな】

 自民・公明両党は3月15日、日英伊が共同開発中の次期戦闘機を第三国に輸出する方針で正式合意した。

 国会前では市民30人が緊急行動。「死の商人国家に堕落するな!」などの横断幕を掲げて抗議した。

 社民党の大椿ゆうこ参院議員が駆けつけ、「会派を組む立憲民主党の中にも武器輸出を容認する流れがある。日本が一番やってはいけないことを岸田政権がやろうとしていることを多くの人に伝えよう」と激励。「平和をつくり出す宗教者ネット」の武田隆雄さんは「死の商人国家になるということは戦争国家になること。世論は大半が反対している。その声を束ねていこう」と呼びかける。

 武器取引反対ネットワークの杉原浩司代表は「“現に戦闘が行われている国は除外”は何の歯止めにもならない。イギリスがユーロファイターを輸出したサウジアラビアはその後、イエメンを無差別空爆し、多くの民間人を虐殺した」と批判。「私たちにも責任がある。きょうも国会周辺は騒然としていなければならないのに、この人数。日本の平和運動が問われている。一つの武器も出させない取り組みを強めよう」と檄を飛ばした。



パレスチナ連帯 欠陥オスプレイ飛ばすな

 3月16日、月1回の武器はいらない!めしだ!デモin京都=B出発前、パレスチナ連帯のプラカードを見て、ロンドンでのデモに参加した若者から声をかけられました。エールをもらい、好天の中、「欠陥オスプレイ飛ばすな」「武器輸出するな」と18名で元気にコールし、歩きました。(ZENKO京都・石田隆子)

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