2024年04月12日 1817号

【全国と繋がれin石垣島(上)/島々の軍事化阻止/戦争回避へ対話を訴える】

 3月23〜24日、沖縄・石垣市で「全国と繋がれin石垣島」が開催され、琉球弧の島々や全国、韓国から130人が参加した。ZENKO(平和と民主主義をめざす全国交歓会)も何度も石垣島を訪れミサイル基地反対の闘いに連帯してきた。今回も集会・デモ・交流会に参加し、島々を戦場にさせないとともに声をあげた。

 23日は、市内で集会。司会はリュックサックを背負っている。これは有事の際「リュック1つで九州に避難」を強いることへの抗議の意思を示すものだ。

 島々からの報告が行われる。同じくミサイル基地配備と闘う沖縄島うるま市の照屋寛之さんは「石垣、宮古、八重山を捨て石にしようとしている。我々は絶対にこれを許してはいけない。みんなで闘い抜こう」と力強く呼びかけた。

 宮古島の清水早子さんは「宮古島でも電子戦部隊の配備が狙われるなど、一度基地がつくられると増殖し、なくすことは困難。土地規制法、経済安保法、マイナンバーなど国民を管理・分断しようとしている」。

 与那国島の猪俣哲さんは「もともと人口1500人ほどだが、自衛隊が配備され、町民の20%が自衛隊とその関係者となった。人口5万人の石垣島で考えると1万人を占める。製糖工場など第一次産業が疲弊し、自衛隊・工事業者が宿舎、レンタカーを借り、観光客も入ってこない。さらに地対空ミサイル部隊の配備と軍艦も入港できる港湾整備の計画が持ち上がっている」と島の窮状を訴える。種子島からは和田香穂里さん、奄美大島からは荒田まゆみさんの連帯メッセージも読み上げられた。

 石垣島で農家をしながらドローンで基地監視をしている上原正光さんは「沖縄の支配されている状況は、ガザと同じ。アジアと反戦平和の連帯をしなければいけない」と国際連帯で平和をつくろうと訴えた。

 参加者全体で、全国とつながり政府に対して基地強化を中止し、戦争回避の対話と外交を、と求めるアピール文を採択した。

 集会後は市街地でデモ。多くの観光客が歩く中で「子どもたちに平和な島を」「軍事拡大ゆるさない」などコールが響いた。

(ZENKO共同代表・田中拓真)

MDSホームページに戻る   週刊MDSトップに戻る
Copyright Weekly MDS