2024年04月12日 1817号

【川から海まで パレスチナ解放/3・30土地の日 全国一斉行動】

 3月30日は48年前、土地強奪に抗議するパレスチナ人6人がイスラエル軍に射殺され、以来「帰還の大行進」などが実施されてきた「土地の日」。日本でも、ガザ攻撃の即時中止と占領・入植の終結を求めて全国一斉行動が行われた。

日本政府・企業は加担するな/新宿円周ラッピングデモに3000人

 東京の「新宿円周ラッピングデモ」には3000人が集い、新宿駅の南口・東南口・東口・西口をスタンディングでつないで完全にラッピング(包囲)した。

 東南口で行動の口火を切ったのは、日本キリスト教協議会の金性済(キムソンジェ)さん。「パレスチナの土地はパレスチナの人びとのものだ。シオニストの移住者植民地主義の暴挙に国際社会が結託した。日本は国連安保理のガザ即時停戦決議に賛成したが、ならばなぜ防衛省はイスラエルの軍需産業と関係を持つのか。次期戦闘機の開発を進めるのか」

 東口では新宿区在住の22歳の青年がスピーチした。「こんなに大きい行動に参加するのは初めて。日本がイスラエルをバックアップするアメリカの同盟国だからといって市民の反戦の声は絶対に止めてはいけないと思った。殺傷能力のある武器の輸出を緩和し、平和を壊す岸田政権にきっちりノーと突きつけたい」

 最後は全員が南口に集合し、まとめの集会。日本に暮らすパレスチナ人が次々にマイクをとる。「今はラマダン(断食月)。ガザの人びとは断食後の夜、どのように食事すればいいのか。食べ物も飲み物もない。あるのは死体、死の匂いだけ」「シオニストの狙いはパレスチナ人を抹消すること。みなさんがここでパレスチナの旗を掲げ、声を上げているのは、連帯の表明であるだけでなくレジスタンスの表明だと伝えたい」「48年前の出来事は単なる遠い記憶ではない。パレスチナ人に対し現在も行われている残虐行為をはっきりと想起させる。植民地化とアパルトヘイトを続けるイスラエルにボイコット・投資撤退・制裁を」

 日本語で「平和の前にパレスチナ解放」「川から海まで自由を求めて」、英語で韻を踏みながら"From the River to the Sea, Palestine will be free! From the Sea to the River, Palestine will live forever! Gaza, Gaza, don't you cry, Palestine will never die!"のコールが力強く響きわたった。



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