2024年04月12日 1817号

【ガザ虐殺阻止をアピール/奄美大島の軍事要塞化反対を訴え/大阪】

 大阪で「土地の日」全国一斉行動に応えたのは、関西ガザ緊急アクション。ガザ侵攻と虐殺の中止を求め、約200人が参加し、パレスチナの旗が天満橋駅前交差点の四つ角に林立した。

 役重善洋さん(BDS関西)は、政府にUNRWAへの拠出金停止措置の撤回を求めてきたことを報告。4月13日「イスラエルはラファ攻撃をするな!」集会(新阿波座公園)・デモへの再結集を呼びかけた。

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 その後、「とめよう!戦争への道・めざそう!アジアの平和/2024春/関西のつどい」が500人の参加で開かれた。

 清末愛砂(きよすえあいさ)さん(室蘭工業大学大学院教授)は講演で、アフガニスタン・パレスチナと「“ともに闘う勇気”を持ち、“ともに抵抗する”立場からガザ占領を止める」と提言。

 城村典文(じょうむらのりふみ)さん(戦争のための自衛隊配備に反対する奄美ネット代表)は、奄美群島で進む軍事要塞化の現状を報告。分屯地への新規隊員歓迎会を町主催で行い、「自衛隊はもちろん、米軍も島民を守ってくれる」とささやかれる現状に、危機感を表明した。

 参加者は集会後、デモに。「戦争への道を止めよう」と市民にアピールした。

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