2024年04月26日 1819号

【地域からガザを殺すな ラファ攻撃をするな/緊急アクションが350人デモ/大阪】

 4月13日、大阪市内で「子どもを殺すな!/イスラエルはラファ攻撃をするな!/日本企業は、イスラエルと取引をやめろ!」集会・デモ(主催―関西ガザ緊急アクション)が行われ、350人が参加した。

 夜間のデモだが、通行人が真剣にデモの写真を撮ったり、子どもが興味深そうに眺める姿もあり、熱いコールが注目を集めた。

 デモを終え、主催者を代表して役重善洋(やくしげよしひろ)さん(BDS関西)が、さらに運動を広げてほしいと呼びかけた。

 「一つのデモだけに結集するのではなく、いろいろな場所で、いろいろなグループががんばっている。今日の参加者350人が関西圏のパレスチナ連帯運動のすべてではない。ジェノサイドが続いている今、このネットワークをどうやって広げていくか、ぜひ皆さんにも一緒に考えてほしい」

 その訴えに応えて、参加者のコールが夜空に響いた。

 「虐殺やめろ」「子どもを殺すな」「空爆やめろ」「封鎖をやめろ」「占領やめろ」「いますぐ撤退」「パレスチナに自由を」


武器はいらない!めしだ!デモ/16回目の行進に共感広がる/京都

 4月13日、16回目の「武器はいらない!めしだ!デモ」を行いました。14人の参加でしたが、沿道の方々からの声援もあり、“共感を得られているなあ”とうれしく思いました。

 国内の課題では「軍拡やめて被災地救え」「金権腐敗を終わらせよう」と。また、ガザ攻撃を止めようと「日本政府は行動おこせ」「ボイコット・イスラエル」ともアピール。

 大軍拡の動きの中で、武器の生産や輸出が行われ、日本が完全な軍事国家となってしまうと、イスラエルのように他国の市民を殺し、傷つけてしまうことになる。

 戦争に繋がる政策は、まっぴらごめんです。

 終了後は、毎週取り組まれているガザ共闘のデモに合流。毎回、京都や滋賀などから約200人が参加しています。「直ちに停戦、攻撃止めろ」「フリー・フリー・パレスチナ!」と一緒に声を上げました。

(ZENKO京都・石田隆子)


もうだまってられへん!/抗議ファクス 27日にデモも/兵庫・西宮

 4月6日、兵庫県西宮市で、「もうだまってられへん!みんなで行動」として、3駅同時宣伝を行いました。

 この行動は市内の3つの市民団体による共同行動で、昨年12月と今年2月にデモをし、4月27日にもデモを計画しています。6日はデモの宣伝も兼ねて、「もうだまってられへん!自民党政治にNO!」のバナーを掲げた3駅同時宣伝でした。

 ZENKO兵庫は阪神西宮駅を担当。18人が参加し、「ガザ虐殺やめろ!裏金腐敗の自民党政治を終わらせよう!」と訴えました。ガザや沖縄基地の実態と闘いを伝えるパネルに関心を示す子どもたちもいて、ガザ抗議ファクスには「一人一人の人を大切にしてほしい」「虐殺は絶対にしてはならない!」「真実を知りたい」「即時停戦を!」など15人から声が寄せられました。

 多くの市民が即時停戦を求め、自民党政治に怒っていることを感じました。さらに共同行動をすすめていきたいと思います。

(ZENKO兵庫・松谷卓人)


音を鳴らせ!パレスチナ連帯デモ/川から海まで自由を求めて/東京

 日本に住むパレスチナ人たちが主催して4月13日、東京・新宿駅南口で「音を鳴らせ!パレスチナ連帯デモ」が繰り広げられた。

 ドラムの響きに重ねてバケツやフライパン、空き缶などを打ち鳴らす。"Free Free Palestine(パレスチナ解放)"で始まったチャンティング(シュプレヒコール)はひと時も休むことなく45分間続いた。

 「川から海まで/自由を求めて」「川から海まで/解放するまで」「岸田は許せん/今すぐ停戦」「戦争犯罪ネタニヤフ/世界は見ているイスラエル」「インティファーダ、インティファーダ」「BoycottのB/不買の運動/DivestmentのD/資本の引き揚げ/SanctionsのS/国から制裁/経済制裁」「BDS!/BDS!」「バイバイ、バイデン殺人者/日本も手を切れ共犯者」「日本の政府は何してる/きょうも虐殺加担する」「平和の前にパレスチナ解放」「川からパレスチナ/海までパレスチナ」「占領やめろ/入植やめろ/虐殺やめろ」…

 土曜午後の雑踏の中、足を止めてスマートフォンのカメラを向ける人も多い。ガザからの避難と生活支援のための募金箱はまたたく間にいっぱいになった。

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