2024年05月03日 1820号

【爆発事故の万博カジノ 宣伝イベントに「命守れ」と抗議】

 4月17日、大阪府市と万博協会は開幕1年前のフェスティバルを開催。機運が高まらないことに焦り、無理やり盛り上げようと演出するイベントだ。

 「夢洲カジノを止める大阪府民の会」は、抗議の会場前スタンディング。府内各地から70数人が参加し、「爆発事故隠すな」「2億円トイレより能登に水と電気を」とプラカードを掲げて会場の吉村知事、横山市長らに向けアピールした。「危険な夢洲に子どもたちを無理矢理動員させるなんて。親として絶対に行かせない」と怒りの声が続く。

 軽妙な新作コールが響く。「万博万博なぜ強行?/ガス爆発事故やで やばいんちゃうの?/工事が進めばまた事故起きる/責任ちゃんととれますか」

 仕事帰りの会社員や若者のチラシ受け取りもいい。呼びかけた「府民の会・城東」のシール投票では、「万博行かない」に貼られるシールが圧倒的に多い。

 山川よしやす事務局長の音頭で「万博・カジノ中止/命を守れ/被災地優先」。吉村・横山に届けと怒りのコールをぶつけた。

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