2024年05月03日 1820号

【ストップジェノサイド/パレスチナの平和へ声をあげよう/500人が池袋デモ】

 「パレスチナに平和を!緊急行動」の呼びかけで4月21日、パレスチナに平和と自由を求める「池袋デモ」が行われ500人が集った。

 デモ前の集会で総がかり行動実行委員会の高田健さんは「今日は九州、北海道、名古屋などいろいろな地域でも『パレスチナに平和と自由を』『ジェノサイド反対』の声をあげている。そういう人たちと心を一つにしていこう」と訴えた。

 パレスチナにルーツを持つアイーダさんが「私たちはこの世代でパレスチナを解放するでしょう」と述べると、賛同の声や拍手で会場は沸き返り、「フリーフリーパレスチナ」のコールに覆われた。

 デモにはパレスチナにルーツを持つ人たちが多数参加。「爆撃やめろ」「ストップストップジェノサイド」「川から海までパレスチナ解放」「インティファーダ/インティファーダ」などを繰り返しコールし、太鼓や笛で盛り上げた。

 呼びかけ団体の菱山南帆子さんは、マイクを握る手に力を込める。「ガザの死者は3万4千人を超えている。大半は子どもたち。1万9千人が孤児になり、6千人の母親が殺された。女性は1万人以上殺されている。虐殺やめろ≠フ声をもっともっとあげていかなければならない。皆さん、沈黙していて、いいのですか。平和への道は声をあげ続けること」と、行きかう街の人びとに問いかけた。

 「緊急行動」による次回の行動は5月23日。アメリカ大使館に「バイデンは恥を知れ」とぶつける。

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