2024年05月03日 1820号

【経済安保版秘密保護法 許すな/衆院東京15区補選 酒井なつみ候補勝利へ/総がかり国会議員会館前行動】

 「裏金疑惑徹底追及!」「戦闘機輸出閣議決定撤回!」などを掲げて第101回「19日行動」が4月19日、衆院第2議員会館前で行われた。

 主催者あいさつで強調されたのは、衆院を通過した経済安保版秘密保護法案の危険性。「岸田首相はこの法案の成立を日米首脳会談のおみやげにしたかった。中国を念頭に置いた戦争する国≠テくりを進めるのに不可欠。ミサイルや戦闘機の共同開発、先進軍事技術協力、軍需産業育成のための国内法の整備だ。なりふり構わず死の商人≠ノなると宣言している」

 国会議員も同法案に強く警鐘を鳴らす。「リスクを抱えるのは労働者とその家族。精神疾患の既往歴や飲酒の節度、借金その他の経済状況などありとあらゆることを身辺調査する。職場から差別をなくすために取り組んできたことを根底から覆すものだ。裏金を作ってきたような人たちが偉そうに労働者の身辺調査するな」(大椿ゆうこ参院議員=社民党)

 「市民と政治をつなぐ江東市民連合」の木庭(こば)みち子さんは、衆院東京15区補選(4月28日投開票)で酒井なつみ候補の勝利を、と熱く訴える。「絶対に勝たなきゃいけない。江東市民連合共同代表の宇都宮健児さんと酒井さんは政策協定の確認書を結んだ。酒井さんが当選すれば、都民を苦しめ続ける小池百合子さんを7月都知事選で東京のトップから引きずり下ろせる。みなさん、江東区に足を運んでください」

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