2024年05月31日 1823号

【ラファ攻撃やめろ! 関西ガザ緊急アクションが450人デモ/大阪】

 18日、関西ガザ緊急アクションの主催で「パレスチナ人に帰還権を!ラファ攻撃やめろ!」集会とデモ行進が大阪市内で行われた。

 集会ではガザのための民衆バナーへの署名が呼びかけられ、主催者代表の役重(やくしげ)善洋さんは「ナクバの日にちなみ帰還権と人間の尊厳を取り戻す。日本の私たち自身をも問い直す植民地主義との闘いだ」と訴えた。

 昨年11月から189日間、抗議のスタンディングを続ける堀内たかおさんは「外国人から『ありがとう』の声がかかる。日本人はまだまだだが、一人ひとりに広げ発信し続ける」と発言。

 空爆の恐怖を生々しく伝えるパレスチナ詩人アブートーハさんの詩が朗読され、南アフリカの反アパルトヘイト大会決議でもガザ虐殺が人類への犯罪≠ニ非難されたとの紹介も。ZENKOの山川よしやすさんは、イスラエル協力企業抗議行動を報告し「急速にイスラエルと日本政府・企業が親密になっている。万博にも通じる基本構造がそこにある」と強調した。

 450人のデモ行進には留学生など外国人も多数参加し、「フリーフリーガザ!」「ボイコットイスラエル!」のコールが休日の御堂筋に力強く響いた。

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