2024年06月28日 1827号
【議会を変える 東京都日野市議 あるが精一 蓮舫勝利で都政を変えよう】
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7月7日投開票の東京都知事選挙。読者の皆さんがこの記事を目にするころは選挙戦が始まっています。大方の見方は現職小池知事と蓮舫予定候補の一騎打ちです。
8年前、都庁を「伏魔殿」、自民党都連をブラックボックスと批判し知事になった小池氏ですが、今はその面影は全くありません。神宮外苑再開発、葛西臨海公園再開発、築地再開発と、三井不動産をはじめとする大企業や富裕層ファーストの施策ばかりに力を入れています。また「東京大改革、その一丁目一番地には情報公開」と言っていたのに今では情報を隠し、ごまかす姿勢に転換しています。4年前の都知事選で掲げた公約である待機児童、満員電車、残業、ペットの殺処分、介護離職、都道沿いの電柱、多摩格差―いわゆる「七つのゼロ」公約についてもどうだったのか都民に説明なし。
私が住む日野市の大坪市長は、5月末定例記者会見で、「(小池氏側からの)『応援依頼』だったのが、なぜか(首長側からの)『出馬要請』になってしまった。心外だ」と述べるとともに、これまでの「高校生医療無償化や(都内在住の子どもに月額5千円を支給する)018サポート、給食費の補助・無償化、こういう施策をわれわれ三多摩市長の頭ごしに、何の事前の相談もなく決定し発表する、その手続きにわれわれは怒り狂っている」と小池知事の政治姿勢を批判しました。
都内の首長選挙でも自民党候補を応援し始め延命を図ろうとする小池都知事に都民の厳しい審判を下す選挙にしなくてはなりません。小選挙区全都30区で市民連合・野党の蓮舫予定候補の合同選対が立ち上がり、選挙準備が始まっています。私の21区(立川市、日野市、八王子市の一部)も6月15日にキックオフ集会を開催し、450名が集まり、蓮舫さんと都政を変えようと決意を固めました。
今までに現職都知事を選挙で破った前例はないそうですが、今回の都知事選は国政の与野党対決と重なり、私たちにとっては大きな追い風です。都知事選での蓮舫さん勝利は、裏金・政治資金規正法案で迷走を続ける自民党岸田政権に対して退陣を迫り、政権交代へと弾みをつけることになるでしょう。
残された期間、わが町日野から、市民の皆さんと全力で選挙戦を闘って結果を出したいと思います。 |
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