2024年07月12日 1829号

【防衛局 イスラエル協力企業に抗議・要請 みなとみらいキャラバン/横浜】

 横浜市内の日本の企業や防衛局に、イスラエルの兵器産業などとの連携・契約をやめるように要請しようと6月19日、「みなとみらいキャラバン」を行った。

 みなとみらい地区は、大企業に多額の税金をつぎ込む市の「企業立地促進条例」で大金をせしめた大企業がずらりと並び、しかも戦争協力企業も立地。ノースドック観測もかね、歩いて体感しようと計画した。

 参加者は5人。まず防衛省南関東防衛局へ。攻撃型ドローンをイスラエルから購入しないでほしいなどの要請書を提出。次回の面談を申し込んだ。

 続いて高層ビルの展望室から横浜ノースドックをウオッチング。展望室からは重要土地規制法で注視区域に指定された1キロ圏内の場所がよくわかった。40億円の助成金を受け、建設中の高級ホテル「コンラッド横浜」も足もとに見えた。

 次に敵基地攻撃ミサイルの開発・製造を担う三菱重工、イスラエルのXTEND社に出資しドローン開発を協業している村田製作所に向かった。要請書の受け取りを拒まれたため、ポストから2社に宛てて投函した。

 終わっての感想交流で、「企業が横浜市の財政を食い物にしていることがよくわかった」「実際に歩いてみることが大事」との意見。次回以降は防衛省南関東防衛局に要請を、次にイスラエル関連企業への抗議行動を実施していきたい。

(平和と民主主義をともにつくる会・かながわ 佐藤悠子)
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