2024年07月19日 1830号

【つくろう平和!2024ZENKO枚方のつどい/社会を変えよう 私は言いたい/大阪・枚方市】

 7月6日、「つくろう平和!2024ZENKO枚方(ひらかた)のつどい」が開かれた。

 枚方地域からZENKO(平和と民主主義をめざす全国交歓会)沖縄参加団(6/15〜6/17)に参加した3人が報告。うるま市住民が「陸自訓練場建設計画」に対して、地元15自治会がすべて反対してぶれずに最後まで意思を貫き撤回を勝ち取ったことが強調された。

 これを受け、もともと枚方・禁野(きんや)火薬庫(1939年大爆発)の代替とされた京都府精華町・祝園(ほうその)弾薬庫での長距離ミサイル増設に対し、“ミサイルよりスマイル”のコピー入りの新バナーと一緒に反対の闘いを大きく広げていく決意が表明された。

 「社会を変えよう 私は言いたい 黙っとれん」の企画では、ZENKOin大阪の分科会と結び、社会を変えていく発言が続く。

市役所もカジノ問題も

 「6月28日、伏見市長の2度目の問責決議が可決したことを、“地殻変動”と表現する人もいる。市役所の市民会館跡地での早期建て替えを求めて“枚方のまちづくりを考える市民ネットワーク”は、9月議会に向けて2万筆目標で署名に取り組む。がんばりましょう」「6月23日に“夢洲(ゆめしま)カジノを止める大阪府民の会”の総会に参加した。山川よしやす会事務局長の『主権は府民にあるのだから、あきらめずに闘っていけば、万博もカジノも必ず止められる』との言葉が心に残っている。一緒にがんばっていきたい」「枚方市駅前再開発の中で“まるっとこどもセンター”が雑居ビルの中にできたが、車は別のビルの駐車場に停めなくてはならず、全然“まるっと”じゃない。子育ての大変さがわかっていない維新市政の育児施策には、もうコリゴリだ」など、発言の続出に司会者が苦労するほど、参加者の社会を変えたいとの思いは高まっている。

 この勢いを受け、集会後は京阪・枚方市駅前で、パレスチナ連帯スタンディングを元気に行った。





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