2024年07月19日 1830号

【今すぐ戦争とめよう!/1000人の7・27〜282024ZENKOin大阪へ/平和をつくる国際連帯を】

 7月27〜28日に「今すぐ戦争とめよう!万博・カジノ・原発STOP!つくろう平和を!国際連帯で誰もが自分らしく生きられる社会を!2024ZENKO(平和と民主主義をめざす全国交歓会)in大阪」を開催します。

 イスラエルによるパレスチナ・ガザへの空爆・地上侵攻など虐殺を繰り返しています。今すぐ停戦を実現させなければいけません。

 パレスチナの自由と平和を求めて闘うPPSF(パレスチナ人民闘争戦線)からアーマド・マジュダラニ議長、モハンマド・アロシュさんがオンラインで参加します。中東イラクからサミール・アディルさん、米国DSA(アメリカ民主主義的社会主義者)からアーメド・フセインさんが来日し、全世界に広がるパレスチナ連帯闘争や自国政府に戦争加担させない運動の交流が行われます。

 岸田首相は「台湾有事」の脅威を煽りながら、琉球弧・全国の軍事要塞化を加速しています。また日米韓、フィリピン、豪州や欧州も含めた軍事同盟を強化しています。「沖縄を戦場にさせない」とうるま市でミサイル配備反対の先頭に立って闘う照屋寛之さんが参加します。韓国のキム・ヨンテさん、台湾のツァン ・ ルーシンさんが来日、フィリピンのポール・ガランさんもオンライン参加し、反基地闘争の国際的な交流で東アジアの平和をつくる展望を切り開きます。

社会を変える展望

 大阪では維新・自民の進める万博・カジノの問題が噴出しています。万博建設に多額の税金が投入される一方、空飛ぶクルマは断念、海外パビリオンは撤退と中身はスカスカ。さらにガス爆発が起きた危険な万博会場に子どもを動員しようとしています。万博に固執するのはカジノのためです。命を切り捨てる万博・カジノを中止させ、能登被災地支援を実現させましょう。

 2024ZENKOin大阪に世界で日本各地で反戦・平和を求めて闘う人びとが結集することで、国際連帯の力でガザ虐殺・戦争を止め、戦争勢力に対抗し平和をつくる力を生み出します。1000人の参加で成功させ、戦争、万博・カジノ、原発、貧困など命と生活を破壊する資本主義社会を変えていきましょう。

(ZENKO共同代表・田中拓真)


万博爆発 怒りも爆発!命奪うな 戦争止めよう/大阪市城東区

 「万博爆発 怒りも爆発! 命奪うな 戦争止めよう 7・7城東デモ」は、49人が酷暑を吹き飛ばし区内を元気にデモ。買い物帰りの男性と対話になり「自民も維新もダメやな」。デモに加わり「万博に税金勝手に使いすぎ」「半年経っても能登支援 進んでないぞ」と一緒にコール。「X(Twitter)を見て」と京都から若者3人も参加した。

 ゴール地点の公園で全員が一言。「メタンや有毒物質いっぱいの夢洲(ゆめしま)で、作業員の方々の健康も心配。早く万博は中止に」「私たちはこうして汗かいても帰ってお風呂も入れる。能登では水道さえ復旧していない地域も。万博トイレ2億円でなく、被災地支援が優先でしょ」と怒りのことばに「そうだそうだ!」。みんなが集い、声を上げ、この社会のおかしさを市民が変えていく一歩となった。
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