2024年07月26日 1831号
【今すぐ停戦へ350人が緊急アクション/「世界中の抗議活動が希望」】
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7月14日、関西ガザ緊急アクションの主催で「今すぐ停戦!パレスチナに自由を!」集会とデモが大阪市内で開催された。
集会はDon't Killアンサンブルの演奏でスタート。パレスチナ解放を歌うナザレ出身難民のバンドKofiaの『LEVE PALESTINA(パレスチナに生きる)』日本語訳版も演奏された。
参加者アピールは多様だ。1948年のイスラエル建国時にパレスチナ人が多数殺害・追放された当時を知る人の話をきいた「パレスチナ人とつながる写真展PROJECT マクルーバ」の村上さんは「76年前と同じことが過去何度も、そして今もガザで行われている」。
実行委員である大阪大名誉教授ジェリー・ヨコタさんはパレスチナ人留学生のメッセージを代読。「パレスチナ人は長年世界から見捨てられてきた。しかし今、世界中の抗議活動の勇気がガザにも届き、パレスチナ人にこの悪夢が終わるという希望を与えてくれる。From
the river to the sea!(ヨルダン川から地中海までの解放を)」
京大生有志の会による大学当局に提出する要求書への賛同の呼びかけや、虐殺加担企業である川崎重工・ファナックへの抗議行動の報告も。パレスチナでホームステイの経験があり、5月にも現地を訪れた古賀さんは、酷暑に加え冷房や冷蔵庫が破壊され衛生環境が激しく悪化していることに触れ、「人間らしい生活を取り戻さないといけない」と声を震わせて訴えた。
デモ行進は参加者350人。「子どもを殺すな!」「ノーモアジェノサイド!」のコールが衰えることはなかった。
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