2024年10月04日 1840号
【万博・カジノを追いつめる/土地改良事業差し止め訴訟を支援する会結成】
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9月19日、「夢洲(ゆめしま)カジノを止める大阪府民の会」全体会議が開かれた。
論議のポイントは大阪IR株式会社による「解除権」失効に関して。報道では、大阪府・市に対して、事業前提条件の成就・放棄を通知し「解除権」の失効を確認、とされ、大阪IR株式会社は「官民連携による日本初となるIRの事業を通じて貢献してまいります」とコメントしている。
これは、万博の低迷や安全無視から夢洲開発事業全体が問われる中、国策事業のゆえに現状無視で進められた暴挙だ。会の核心は揺るがず、国策、府市政の看板施策である万博・カジノを衆院選の大きな争点にし、追い込むことも強調された。
府民の会全体会議に続き、「『大阪IR・カジノ土地改良事業差し止め訴訟』を支援する会」が設立された。
同訴訟は、「夢洲IR差し止め訴訟」「カジノ格安賃料差止訴訟」との共同訴訟として進む。「支援する会」代表に選出された松田幹雄さんは「これから大きく支援を拡大し、財政的にも支えていけるようにがんばりたい」と決意を語った。
府民の会は、目前の9月29日「キケンな万博・カジノをやめて被災者支援 いのちを守れ 御堂筋パレード」に全力をあげ、万博・カジノを追いつめていく。
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