2024年10月04日 1840号

【IHIは虐殺に加担するな/工場に要請し駅前宣伝行動/滋賀】

 9月18日、イスラエル協力企業要請・抗議アクションにZENKO滋賀として取り組みました。要請先はIHIの子会社のIHI回転機械エンジニアリング堅田工場です。IHIは4月、米軍需企業にF35戦闘機用のエンジン部品を輸出。F35はガザ空爆に使われており、IHIは戦争犯罪の共犯となる可能性があります。

 当日は、工場の裏手に1人、厳重に閉ざされた正面玄関前には2人の警備員が立っていました。普段は警備員などいないのに、私たちが要請に来るのでわざわざ3人も配置したようです。

 警備員は会社の人を呼ぶことも要請文受け取りも拒否したので、私たちは入り口前で要請文を読み上げたのちJR堅田(かたた)駅へ移動しビラ撒きと宣伝を行いました。

 実は工場への事前連絡に対し東京本社総務課から折り返し連絡が来て、私からなぜ要請するのか、世界に広がっているイスラエル協力企業に対するBDS運動についてなど詳しく話をすると、その人は真面目に聞いてくれました。が、「要請には来ないでください」と言ってきていたのです。

 ガザの写真を見た中学生から「どうやったら虐殺やむの?」と聞かれたことが忘れられません。武器製造や輸出を世界中で阻止できたらガザ虐殺は止まります。がんばりましょう。

(ZENKO滋賀・峯本敦子)

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