2024年10月04日 1840号

【戦争法強行採決から丸9年/今こそ自民党政治の終わりを/2700人が声上げる】

 総がかり行動実行委員会と9条改憲NO!全国市民アクションの共催で9月19日、日比谷野外音楽堂で「the END自民党政治 戦争法廃止!裏金政治を終わらせよう!」と題して集会と銀座デモが行われ、2700人が結集した。

 集会は、女性3人の音楽ユニット「公園でchill」のライブでスタート。「♪いらない おしまい 自民党政治」「♪憲法にさわるな」などの歌詞に、立憲野党の国会議員が呼応する。

 社民党福島みずほ党首は「自民党政治では憲法改悪、原発推進を止められない。政治とカネの問題にメスを入れられない。選択的夫婦別姓は実現しない。解雇規制緩和が起きてしまう。人びとのことを考えない自民党政治をみんなの力で終わらせよう」と述べた。

 日本共産党小池晃書記局長も「裏金政治を終わらせるために企業・団体献金を全面禁止、統一協会との底知れない癒着を断ち切る。戦争法を廃止して憲法9条を活かした平和外交を展開しよう」と訴えた。

 立憲民主党近藤昭一衆院議員、「沖縄の風」高良鉄美参院議員も同様のアピール。最後に、ジャーナリストの有田芳生さんが「闘いこそが未来、希望をつくる」と締めくくった。

 デモ行進では、「自民党政治を終わらせよう」「戦争法はいますぐ廃止」「裏金脱税議員は辞職」のコールを夜の銀座に響き渡らせた。東京電力本社前を通る際には、「原発反対」「再稼働反対」「汚染水を海に流すな」の声をぶつけた。

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