2024年10月11日 1841号
【危険な万博・カジノより被災地支援を/「いのちを守れ 御堂筋パレード」に400人】
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9月29日、「夢洲(ゆめしま)カジノを止める大阪府民の会」が呼びかけた「いのちを守れ!御堂筋パレード キケンな万博・カジノをやめて、被災者支援!」に400人が参加した。
山川よしやす会事務局長が行動報告。9月25日に経済産業省へ赴き、「万博・カジノ中止 被災地支援!署名」を累計5万779筆提出。「万博工事が復興に支障をきたしているとは聞いていない」と言い訳する経産省に対し、「命を守るために万博は中止して、被災地復興を優先するべきだ」と訴えたと語ると、参加者は拍手で共感を示した。
自身も当事者の親である山田さほ豊中市議(れいわ新選組)は「安全が確保されていない万博へ、子どもたちを人質のように遠足へ行かせる暴挙を止めたい」。「万博の避難計画が発表されたが、あまりに杜撰(ずさん)。新たな住民監査請求と併せて、一緒にがんばりましょう」(おおさか市民ネットワーク代表・藤永のぶよさん)「国交省の『住民訴訟でカジノ用地の賃貸契約が差し止められた場合、認定できない』との回答を武器に闘っていこう」(カジノに反対する大阪連絡会・中山直和さん)「2030年にカジノ開業と報道されているが、カジノ事業者は免許ももらえていない。まだ止められる」(どないする大阪の未来ネット・馬場徳夫さん)と熱い訴えが続いた。
来る衆議院選挙で立候補予定の大阪8区・平川せつよさん(日本共産党)、大阪9区・ながさき由美子さん(社民党)も駆けつけ、万博・カジノを一緒に止めていくとエールを交換。
集会後大阪市中心部をパレード。若者たちが合流するなど大きな注目を集めた。
会は、「大阪IR・カジノ土地改良事業差し止め訴訟」運動もともに展開し、万博・カジノ中止へさらに市民の闘いを広げていく。
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