2024年10月11日 1841号
【万博・カジノ反対中央要請で署名6千筆提出】
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「寒い」対応に怒り心頭
9月25日の中央行動に参加しました。この日の東京は小雨も降り寒い感じでしたが、各省庁の対応はもっと「寒い」状況でした。
国会議員要請後、経産省正門前スタート集会で私は寝屋川の取り組みを報告。続いて経産省に署名6090筆(累計5万779筆)を提出し、交渉しました。
写真も含めて丁寧に説明したのに、担当者は紋切り型の「回答」ばかりで「時間来たから終わります」と一方的。これはひどい。署名に込められた市民の願いを切り捨てる対応でした。
万博建設工事が能登半島地震被災地の復旧・復興に大きな支障を生じさせていることに関連して、日本建設業連合会が資材・設備が切迫し作業員は“争奪戦”と発表していることにも「ご意見を承りました」と言うばかり。ガス爆発については、万博協会が土壌調査しているので「独自調査しない」。問題があるから、交渉に来ているのではないか!
文科省との交渉では、子どもたちを危険な万博に連れていくことについて、より具体的な話であるためか、話を聞く姿勢は見せていました。万が一事故が起こった時の責任を問うと、「一義的には万博協会の責任」としながらも、「政府として子どもの命を守る責任はある」と認めました。しかし、下見もなしに子どもを引率するなど様々な問題点を追及すると、「学校現場の具体的な話は聞いていない」と無責任な対応でした。
もう一回り大きな運動で世論を変えていかなければ、と改めて思いました。
(夢洲カジノを止める寝屋川市民の会 山口一郎)
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