2024年10月18日 1842号

【総選挙勝利 市民の力で石破政権打倒へ】

 10月27日総選挙に向け、「運動の力で分断を許さず市民と野党の共闘をつくりあげよう」「軍拡・改憲、金権腐敗、生活破壊の石破自公政権を倒そう」と各地で闘いが繰り広げられている。

市民と野党共闘候補を擁立/「市民連合あだち」が集会

 「市民と政治をつなごう!」をスローガンに活動している市民連合あだちは10月5日、決起集会を開催。来る衆議院選挙に向けて、政党との調整や会議を重ねて、市民と野党の共闘候補者擁立にこぎつけた。

 市民連合あだちは、東京13区で日本共産党の立候補予定者沢田しんごさんを市民と野党の共闘候補として支援していく。

 沢田さんは「裏金の真相究明と暮らしを守る具体策をすぐに実行するのが、いま政治がやるべきこと」と述べ、暮らし最優先を第一に選挙運動を展開する。

 石破茂首相は、自衛隊を国防軍に改める、アジア版NATO(北大西洋条約機構)の創設などを目指している。沢田さんはそんな石破首相を「ウルトラタカ派」と断じ、憲法破壊を許さない闘いを訴えた。

 市民連合事務局長の小野洋さんは選挙運動の具体的取り組みとして、個人・少人数によるスタンディング、チラシ配り、街宣を広く足立区内各所で行うことを提起した。「少人数のほうが会話、交流が生まれやすい」「各駅で行えば、乗る駅と降りる駅でアピールすることになり、点が線になっていく」と、7月の都知事選で広がり「新しい民主主義の誕生」と評価されたひとり街宣≠強調した。

 「市民と野党をつなぐ会@東京」共同代表の鈴木国夫さんら市民、議員が応援に駆け付け、市民が前面に出る運動の重要性を語った。足立区議の土屋のりこさんは「希望は、厳しい生活の市民や若者に『苦しみは自公政治が原因』と共感を広げる闘いにある」と連帯のメッセージを寄せた。

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