2024年10月25日 1843号
【「もとの生活に戻りたい」 被災地・石川県内灘町写真展/なんとかしないといけない思い、みんなが持っている/大阪市】
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10月6日から2日間、大阪市内の商店街の空き店舗で、「『もとの生活に戻りたい』 被災地・石川県内灘町写真展」を開催しました。
商店街のみなさんや通りがかりの老若男女、カンパのためだけに立ち寄ってくれた方も含め、152人の方が参加してくれました。
のべ37人のスタッフで担い、被災地へのカンパが9万2152円集まり、団結まつりのチケットも10枚販売できました。
これほどの反応を得られたのは、いろいろな政治状況の中で、今までの他の地域での震災以上に被災地が放置されている現実が、9月21日の能登大雨被害の時に明らかになったことが大きいと思います。
北陸ニュースの映像や、会のメンバーが現地で撮影した写真を観た方はみんな、「ひどいなあ」「万博よりこっちの方が先なのに」と口々に言っておられました。
会場で感想&被災地へのメッセージを集めていたので、その一部を紹介します。「私たちが想像もできないような被害を見て、本当に大変だと思いますが、少しずつ進んでいってください。万博にかかるお金が能登にいけば、もっと復旧できたでしょう」(無記名)「台風でも地震でも、みんな安心できることを願います」(ミャンマーからの留学生)
また、被災地へボランティアに行こうと考えておられる方も、複数いました。
この写真展を通して、今の政治をなんとかしないといけないという思いをみんなが持っている。そして、そう思っている人がたくさんいるんだということが確信できて、本当によかったと思いました。
団結まつりを経て内灘町へのカンパとメッセージを送ったあと、その報告も同じ場所で継続して行っていきたいと考えています。
(平和と民主主義をともにつくる会・大阪 森厚子)
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