2024年12月06日 1849号

【戦争マシーンを止める/アンリン・ワンさん DSA(アメリカ民主主義的社会主義者)国際委員会】

 DSAのパレスチナ解放に向けたコミットメントは揺るぎない。

 石油大手シェブロンにイスラエル投資の撤回を求める「シェブロン・ボイコット」が注目される。気候活動家グレタ・トゥンベリも参加した。すべてのイスラエル製食品のボイコットを呼びかける「アパルトヘイトに食欲なし」キャンペーンは、フロリダ州タンパベイで70軒以上の食料品店・レストランにイスラエルから製品を仕入れないよう誓約させた活動に始まる。

 テキサス州オースティンDSAは、兵器製造企業が音楽映像フェスのスポンサーとなっていることを明らかにし、アーティストによるボイコットでスポンサーから外すことに成功した。「ユダヤ民族基金を閉鎖せよ」キャンペーンも取り組まれている。入植者のためのパレスチナの土地取得を目的としたテロリスト組織だ。ダラスで開かれた同基金の大会は、抗議行動で何度も中断された。

 インテルはガザ近くで予定していた工場計画を中止した。オレゴン州ポートランドDSAの1年間にわたる抗議活動の成果だ。YDSA(青年DSA)の活動は、コーネル大学による学生退学処分の試みを中止させた。

 戦争マシーンを止めるため、さらに勢いを強めなければならない。パレスチナ解放へ、川から海まで!

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