2024年12月13日 1850号

【琉球弧を軍事要塞にするな/米兵の性暴力隠ぺい許さない/沖縄の闘いに呼応する国会前アクション】

 「止めよう!辺野古埋立て」国会包囲実行委員会は11月30日、沖縄の闘いに呼応して「本土」でも声を上げようと国会正門前アクションを行い、550人が参加した。

 沖縄平和運動センター顧問の山城博治さんが電話でメッセージ。「宮城島の土砂は県が管理する中城(なかぐすく)湾港から搬出された。なぜ県政はノーと言えないのか。全国から沖縄県に要請をしてほしい」と求め、「島々を転々とする米軍のEABO(遠征前進基地作戦)は住民には一切配慮しない。航空自衛隊は那覇基地などに戦闘を続けるための地下壕をつくっている。ばかげた戦争を断じて許すわけにはいかない」と力を込めた。

 基地・軍隊はいらない4・29集会実行委員会の與儀(よぎ)睦美さんは「12月22日に沖縄の女性たちが開く『米兵による少女暴行事件に抗議し、再発防止を求める県民大会』に呼応して同日午後1時半から新宿駅南口で行動する」とアピール。急きょ登壇した「どんたちの馬毛島を返してや」馬毛島基地反対住民訴訟原告団長の和田香穂里さんは「私たち島々の思いを大都市圏のみなさんが受けとめ、声を上げ、こぶしを振り上げてほしい」と呼びかけた。


大分からミサイルも弾薬庫もいらない

 12月1日、長距離ミサイル用大型弾薬庫の建設が進む大分市内で開かれた「ミサイルも弾薬庫もいらない!平和をめざすつどいin大分2024」に300人が集い、前日には「11・30沖縄・西日本ネットワーク(仮称)交流集会 in 大分」も。琉球弧と西日本などの基地強化反対運動を結ぶ両集会には、首都圏、関西、広島からZENKOメンバーも参加した(詳報次号)。

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