2024年12月20日 1851号
【敷戸弾薬庫フィールドワーク/住宅隣接の現状を体感】
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11月30日〜12月1日に行われた交流集会と「ミサイルも弾薬庫もいらない!平和をめざすつどいin大分 2024」に参加しました。
1日目の交流会では、大分・奄美・沖縄の状況と活動報告を受け、「戦争止めよう!沖縄・西日本ネットワーク」発足に向けて確認がとられました。もちろん軍拡は日本全国に広がっているので全国ネットワークにしていくという展望も語られていました。
2日目の午前には、敷戸弾薬庫のフィールドワークに行きました。大分の状況を実際に見ることができ、とてもよかったです。
小高い丘の市営住宅の横から弾薬庫がある陸上自衛隊大分分屯地を眺め、分屯地の近くに病院・学校があることがよくわかります。その説明を受けた後、分屯地の周りをマイクロバスで回りましたが、近いところでは道路1本挟んで住宅地と分屯地が隣接しているところもありました。地元の人は怖いと思いつつも親戚や近隣住民に分屯地関係者がいて声を上げにくい現状を知り、運動を広げる難しさを感じました。
午後は若草公園で、アーティストを招いての音楽、スイミーのアート作成など芸術方面でのアピールや、地域で平和活動する方からスピーチをいただくという内容でした。
集会の目玉のゲストでもあるDANNY JIN(ダニー・ジン)さんは、パレスチナをルーツに持つラッパーでパレスチナを取り巻く環境や、戦争・差別に対して中指を立てていく怒りのこもったラップで、19歳のガキにこんなこと歌わせるな≠ニ歌っていたのがとても印象深かったです。
(東京 佐々木惇)
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