2024年12月27日 1852号
【私たちは知らない間に虐殺に加担している 三菱重工に抗議 大阪市】
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昨年10月7日のイスラエルによるパレスチナ、ガザ大虐殺拡大以降、私たちは三菱重工関西支社への要請と抗議を6度行っている。
今回は12月11日に7人で要請に行ったが、会社は入口で守衛が対応するのみ。ホームページの「三菱重工グループ人権方針」とは、市民の声を真摯に受けとめない対応のことだ。
「イスラエルはガザでの虐殺を止めろ」「三菱重工はイスラエルと手を切れ」とマイクで訴えチラシ撒きを行うと、多くの人がチラシを受け取ってくれた。
三菱重工は、イギリス・イタリアの会社と次期戦闘機共同開発、ウクライナで使われるペトリオットミサイルのアメリカへの逆輸出など軍事支援を行っている。
その資金は、日本政府と契約した防衛予算1兆8781億円(2023年度)だ。私たちが納めている税金は、知らない間に戦争の武器開発や攻撃兵器の製造に使われ、ガザでの虐殺につながっている。
私たちは、人殺しのために税金を使われたくはない。三菱重工で働く社員は、自分たちの会社の製品が人を殺していることを想像できているだろうか?
一人でも多くの人に現状を知ってもらい、一日も早くガザでの停戦を実現するため、私たちはこれからも要請、抗議行動を継続していく決意だ。
(平和と民主主義をともにつくる会・大阪 中島直子)
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