2025年01月17日 1854号
【辺野古・大浦湾を埋め立てるな! 新宿ブルーアクション】
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1月4日、「沖縄・一坪反戦地主会関東ブロック」の呼びかけで毎月第1土曜日に実施している「辺野古に新基地は作らせない!!新宿南口連続ブルーアクション」の2025年第1回が行われた。
辺野古新基地建設をめぐり沖縄防衛局は12月28日、大浦湾側に広がる軟弱地盤の改良工事に着手した。この日行われた海底に砂をまく「敷き砂」と呼ばれる作業に対し、「まかれた砂の下には美しいサンゴが生きている。もう生きられないかもしれない。改良≠ニいう名の美しい海の破壊だ」。マイクを握る一坪反戦地主会メンバーは憤りをあらわにする。
「大浦湾の自然を壊すな」と大書した横断幕、生物多様性の宝庫であることを解説したカラーチラシ配布、アオサンゴの大きなパネルを多数並べるなど、アピールを展開した。
昨年11月のうるま市宮城島からの土砂搬出強行には「違法」、相次ぐ米兵による性暴力事件と隠蔽には「性暴力許さん」とそれぞれバナーを掲げる。
リレートークで一坪反戦地主会の青木初子さんら発言者は、環境破壊とともに大浦湾のマヨネーズ地盤の危険性、青天井の工事予算などを挙げて辺野古新基地建設を批判する。
そして発言者は必ず、道行く人びとに強く問いかける。「新宿、東京の皆さん」の呼びかけで始まり、「沖縄だけの問題ではありません」「沖縄への構造化された暴力に対してやめよう≠ニなりませんか」「沖縄を再び戦場にさせないために、沖縄の人たちが抵抗、抗議していることを知ってもらいたい」と訴えた。
2025年は沖縄戦から80年の年である。
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