2025年02月28日 1860号【東アジアから国際連帯で戦争を止める／市民の連帯が展望つくる／２・16国際オンラインパネル】 |
| ２月16日、米国・台湾・韓国・沖縄と12会場、個人を結んで国際オンラインパネルが開かれ４００人が参加した。ＺＥＮＫＯ（平和と民主主義をめざす全国交歓会）・ＺＨＡＰ（ＺＥＮＫＯ辺野古反基地プロジェクト）が主催、ＤＳＡ（アメリカ民主主義的社会主義者）国際委員会が後援した。 パネルは、ガザ停戦合意とトランプ米大統領の「ガザ所有」策動、東アジアの軍事緊張激化の中、尹錫悦（ユンソンニョル）韓国大統領の非常戒厳と弾劾の動きなど、緊迫した世界情勢にかみ合った論議となった。パレスチナからはビデオ・メッセージが届き、４人のパネリストによる現地の最新の報告が続く。 ＺＥＮＫＯから、イスラエル協力企業首都圏抗議要請行動やユース参加団 in 沖縄、京都祝園（ほうその）弾薬庫反対の取り組み―と各地の闘いの報告が応える。 田中拓真ＺＥＮＫＯ共同代表が、ＺＨＡＰ第３次国際署名への協力呼びかけをはじめ行動提起。ノーモア沖縄戦命どぅ宝の会・新垣邦雄さんは「戦争は国家が始める。犠牲になるのは国民。市民が犠牲にならないために、とにかく戦争を止めることを、市民が国内・国際連帯で訴えていく、政治を取り戻す運動です」とその意義を強調し、ＤＳＡロナルド・ジョセフさんも米国内でＺＨＡＰ運動を広げると連帯の決意を語った。 参加者は、全世界のパレスチナ連帯、ガザ虐殺阻止、ウクライナ即時停戦の声とともに、東アジアから国際連帯で戦争を止めていく展望を共有した。 （２・６面に関連記事）  |