2025年05月02日 1869号

【すべてのパレスチナ人被拘禁者を釈放せよ/4・17パレスチナ囚人の日】

 4月17日は1974年、PLO(パレスチナ解放機構)の議決機関であるパレスチナ民族評議会によって「パレスチナ囚人の日」と定められ、以来毎年、イスラエルの刑務所に投獄されたパレスチナ人政治囚・被拘禁者に連帯を示す日となっている。

 ガザに対するジェノサイドが始まってから、イスラエル占領当局は西岸とエルサレムのパレスチナ人1万6400人以上を逮捕・拘禁した。そこには女性520人、未成年者1300人が含まれる。当局は収容者にさまざまな残虐行為、拷問、虐待、非人道的扱いを加えている。少なくとも63人(うち一人は17歳)のパレスチナ人がイスラエルの拘禁下で殺害された。

 東京・新宿駅東南口でも17日夜、監獄の格子を模したプラカードを連ねて抗議アクションが行われた。主催者が「囚人の大義はこれまでも、これからもパレスチナ解放闘争の中心であり続ける。それは団結と抵抗の恒久的なシンボルだ」と宣言。「平和の前にパレスチナ解放」「ファラスティーン・フッラ・フッラ/イスラーイール・バッラ・バッラ(パレスチナ解放/イスラエル撤退)」のコールが長く響きわたった。

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