2025年05月09日 1870号

【京都府精華町議選/ミサイルいりません!/街頭署名やリレーアピール】

 4月26日、京都府精華町議選(5/6告示、5/11投開票)に立候補を予定する京都・祝園ミサイル弾薬庫問題を考える住民ネットワーク(ほうそのネット)副代表の神田たかひろさんが「ピース2025/チーム神田たかひろ」メンバーとともに「敵基地攻撃ミサイルは要りません!」のニュース配布と住民説明会を求める署名に取り組んだ。

 夕刻には、ほうそのネットメンバーなど25人が商業施設前でリレートーク。町民、近隣都市住民、市・町会議員13人が思いを訴えた。

 ほうそのネット精華の会メンバーから祝園弾薬庫問題に取り組む議員をもっとたくさん精華町議会に送りたい、党派を超えて支援したい、との思いが語られ、神田さんもマイクを持つ。

 「2年前12月、長射程ミサイルが保管できる大型の弾薬庫を8棟作ると聞き、これはいかんなと。昨年度予算で全国の弾薬庫増設への222億円のうち祝園102億円。今年度336億円に対し197億円と6割近い。32年までに弾薬庫130棟増設のうち祝園は14棟、1割以上です」「私たちのアンケートに町議18名中、無視が11名。増設に賛成なら賛成と言ってほしい。そんな議会に一石を投じるべく準備しています。町民の声を議会に届けましょう」

 弾薬庫近くの住宅地、光台(ひかりだい)の住民も「ここへ来て弾薬庫の話はすっごく変わってきたと感じています。大きな弾薬庫が14棟も。遠くの国まで攻撃しに行けるようなミサイルが保管される。やっぱり怖い。その気持ちが一番です。署名もお願いしたいし、話し合いがあれば参加してほしいです」と率直な思いを語った。

 共同代表の呉羽(くれは)真弓さんが「ほうそのネットは市民としての運動です。政党に縛られない政党を超えた活動です。ご一緒に粘り強く、温かく柔らかくいきましょう」とまとめ。ネット会員のつぼい久行町議と神田さんへエールが送られた。



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