2025年05月16日 1871号

【キャンプ座間フィールドワーク/広大な基地で進む日米共同運用】

 「キャンプ座間への米陸軍第1軍団の移駐を歓迎しない会」の案内で5月6日、在日米陸軍司令部が置かれる神奈川・キャンプ座間のフィールドワークが行われた。ZENKO(平和と民主主義をめざす全国交歓会)のメンバーが参加。7月に開催する「ZENKOin相模原」につなげていく。

 キャンプ座間は相模原市と座間市にまたがり、陸上自衛隊も敷地内に駐屯し、2018年新設された陸上総隊司令部日米共同部が存在する。主に米軍との運用や訓練に関する調整を担う。

 歓迎しない会の松本事務局長は「兵器類は配備されていない。ここは米軍の、または日米間の行政的な任務を主に行っている」と説明。確認できるのは野球場や住宅。自衛隊施設にはトラックやショベルカーが多数並ぶ。基地が街に溶け込んでいる′サ状だが、広大な敷地を占領している。

 共同代表を務める座間市議会議員は「一部は返還され消防署、病院などが設置されたが、広大な土地を市民が有効活用すべきでは」と働きかけている。

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