2025年06月06日 1873号
【議会を変える/京都府精華町議 神田たかひろ/弾薬庫問題に注目した投票で当選できました】
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出馬の決意が3月でしたのでバタバタしていましたが、京都府精華町議会議員選挙(5/11投開票)で当選することができました。
祝園(ほうその)弾薬庫の増設整備内容や安全対策等について住民説明会を求める「京都・祝園ミサイル弾薬庫問題を考える住民ネットワーク」の副代表が立候補することにより、祝園弾薬庫問題を広く町民にお知らせし焦点化することが目的でした。しかし、当選するという大きな目標も達成できました。少し迷いましたが、立候補を決断して本当に良かったです。
選挙中皆さんに訴えたのは、「祝園弾薬庫にミサイル要りません!住民説明会の開催を!」と主張する無党派の新人候補のことを防衛省が注目しているということです。
防衛省は陸上自衛隊祝園分屯地に8棟の弾薬庫建設を公表後、昨年末にプラス6棟で計14棟もの(ミサイル)弾薬庫を建設すると発表しました。これに対し、私たち町民はミサイル弾薬庫問題に関心を持っているとの意思表示として、また、防衛省が住民説明会なしに夏にも造成工事を強行しようとしているなかで、「基礎票の無い神田に皆さんの思いを託してください。この選挙は町の未来が問われています!」と訴えてきました。
3つの新興住宅地で有権者の過半数を占めます。旧集落に比べ投票率が低く(前回38%、町全体51%)、当選するにはこれらの方に選挙に行ってもらうことが必要と認識し、重点的に宣伝等をしました。しかし、開票直後に発表された投票率の低さ(新興住宅地35%)を見て、これは難しいと実感したのは事実です。
当選できましたのは、皆さんが弾薬庫問題に注目して投票いただいたということです。
小さな町の選挙ですが、マスコミの注目もありました。MBS毎日放送は、告示日に加え開票日も当落の判明する夜遅くまで取材されました。ありがたいことです。
会派は無所属で頑張ります。
早速6月議会が始まります。市民派として自由に質問・発言できますので、これからが本番であると認識しています。
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