2025年06月06日 1873号
【戦争とめよう!つながり平和をつくろう!/ZENKOスピーキングツアー/連帯メッセージ】
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弾圧に抗しBDS運動をともに/ロン・ジョセフさん/(DSA〈アメリカ民主主義的社会主義者〉国際委員会)
現在、ドナルド・トランプ政権はシオニズムやファシズムに反対する人びとへの弾圧を強化しつつ、イスラエルへの軍事的経済的外交的支援を継続しています。
シオニストの諸団体は、パレスチナ連帯運動の活動家たちのリストを作成・拡散し、彼らを職場から追い出そうとしたり、パレスチナ擁護の声を上げようとする人びとを脅したりする行為を続けています。
しかし、このような弾圧にもかかわらず、DSAはトランプの当選以降、むしろ成長を続けています。ここ数か月の間に、全米で何千人もの人びとがDSAに参加しました。
DSAは、BDS(ボイコット・投資引き揚げ・制裁)全国委員会が開始したキャンペーンに参加し、東地中海におけるイスラエルへの天然ガス供給元であるシェブロン社のボイコットを呼びかけています。
また、「アパルトヘイトに食欲なし(No Appetite for Apartheid)」キャンペーンを通じて、イスラエルに対する経済的圧力もかけています。イスラエル製品や、パレスチナ人への抑圧に加担している製品(BDSリスト掲載製品など)を扱っている、あるいは扱う可能性のある店舗を訪ね、それらの製品の販売・仕入れをボイコットするように誓約を求めています。
戦争準備が進められる東アジア全域において、日米両国で世論による反対の力を築くため、ZENKOと協力して意識を高める活動を続けるというDSAの決意を改めて表明します。

新空港白紙化へ1205日のテント籠城闘争/(韓国・群山反基地活動家) キム・ヨンテさん
セマングム新空港(群山〈クンサン〉米軍基地第2滑走路)の白紙化に関する「環境影響評価」の不同意を求めた、全北(チョンブク)地方環境庁前でのテント籠城闘争は1205日になる。
新空港の予定地は海辺のため、鳥類衝突の危険性が大きい。昨年12月鳥類衝突による事故が起きたムアン空港の状況より610倍以上の危険、という国土交通部の調査結果が出た。
全北地域の市民・社会団体のメンバーは「新空港反対。対中国の前哨基地になるだけだ」と、朝・昼・夕方に毎日街頭活動。「環境影響評価を不同意せよ」と叫び、私たちの闘争に連帯している。
ジェイビア・ブランソン在韓米軍司令官は5月15日、「韓国は中国と日本の間に浮かぶ航空母艦」と発言。韓国は植民地で、60万の韓国軍を戦争の駒のように思っているのか。韓国にある武器をもって、中国に戦争を仕掛けようとしているのでは、と韓国人は怒った。
私たちは、F35A戦闘機配備と植民地認識に対する話で記者会見を考えている。
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