2025年06月27日 1876号
【イスラエル企業と商談会やめろ/イラン攻撃糾弾/大阪】
|
6月13日、ZENKO呼びかけ「ガザ虐殺を今すぐ止めろ!イスラエル協力企業抗議・要請行動」に京都、大阪で約30人が取り組んだ。関西では11回目の行動だ。
午後の三菱重工関西支社には「イスラエルが攻撃に使っているF35戦闘機部品の製造、輸出を即時中止すること」を要請。街頭写真展で知り合った30代の女性も参加し、要請行動後「日本企業の技術が虐殺に使われていいのか。仕事にプライドを持って、世界の平和に技術を使ってほしい」と思いを込めた訴えも。IHI関西支社前の「トランプ大統領」に扮した演説は、通行人の笑いを誘い、IHIの加担を訴えた。
今回、万博関連イベントと称し大阪市内で開催予定のイスラエル・ヘルスケア企業との商談会中止を求めて関西経済同友会に初めて要請。応接室で約30分、管理職が対応した。「イスラエルの行為をいいと思っているわけではない」と言いつつも「対話のチャンネルは大切。イベント中止はできない」。市民団体から中止申し入れがあったことをイスラエルに伝えるべきとの要請には「考えます」と応じさせた。大きな前進だ。
米領事館前。同日未明のイスラエルのイラン核施設「先制攻撃」に抗議のアピール。米国の攻撃黙認は同罪と次々に訴えた。大阪市役所前では、大バナーに外国人観光客がスマホをかざし、多くの声がかる。対話が弾んで2025ZENKOも紹介でき、実り多い一日行動となった。 (ZENKO大阪・田中秋子)
 |
|