2025年06月27日 1876号

【東京都議選/市民応援団、清水さん再選へ全力/日野市/力を合わせてせーの≠ナチェンジ/北区】

市民応援団、清水さん再選へ全力/日野市

 日野市(定数2)の市民と野党の共同候補$エ水とし子さんの第一声は豊田駅北口。4月の日野市長選で惜敗したあるが精一前市議が応援のマイクを握り、「市長選の悔しい思いを清水さんを都議会に押し上げる取り組みにぜひしていきたい。私たちは市民応援団を立場の違いを超えて結成し、シール投票などさまざまな取り組みをしている。小池知事にしっかりとものの言える議員の議席を守ろう」と呼びかけた。

 清水候補は「今度も大河原まさこ立憲民主党衆院議員、社民党・新社会党、あるがさんと市民応援団のみなさんの支援を受け、全力で闘いぬく」と決意表明。「東京から消費税減税の道を切り開く。中小・小規模事業者を従業員1人年間12万円の賃上げができるよう支援する。国保税を1人3万円引き下げる」など緊急の物価高対策を示した。

 14日には市民応援団と共産党の共催でわいわいミーティング。「野党が一本化しているが、それが見えない。フランスで極右を落選させたときのように、分厚い野党がいてこそ都政を動かせることをもっと押し出そう」「市長選を思い出した。一人ひとり何を頑張るのか、はっきりさせよう」などの意見が出された。


力を合わせてせーの≠ナチェンジ/北区

 東京都議会議員選挙告示日の6月13日、北区の市民と野党の共同候補≠ケいの恵子さんは、赤羽駅前で第一声を上げた。

 せいのさんは「医療、介護を守る」「中小企業への賃上げ応援支援」「教育費無償化」「ジェンダー平等」などの都政に懸ける思いを述べた。

 演説最後に強調したのが「乱開発ストップ」。赤羽駅前にタワーマンション誘致が計画されている。

 「タワーマンション建築は、一部の大企業、デベロッパーが大儲け。このような大開発を後押ししているのが自民党、公明党、都民ファースト、維新の会だ。住民合意でコストをかけない、修復型のまちづくりをやっていきたい」と力を込めた。

 「やさしいまちをつくる会きたく」副代表橋本やすこさん、新社会党北区議会議員福田光一さんが応援に駆け付けた。大企業優遇の小池都政から、都民、区民の生活を豊かにしていく都政の実現を望んだ。

 通りかかった若者らに「消費税減税の財源は」と問いかける「シール投票」も行っていた。「お金があるところからとるのは当たり前」と「大企業、富裕層に課税」に票が集まった。

 都議選は22日投開票。北区では、定数3に対し8人が立候補している。

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