2025年07月18日 1879号

【参院選/自公政治を終わらせ命を守る変革へ】

 第27回参議院選挙(7月20日投開票)が3日スタートし、全国で市民への働きかけ、対話も広がる。戦争と生活破壊に突き進む自公政治を終わらせ、差別と排外主義ではなく命と人権・くらしを守る根本的変革をめざし、MDSは比例代表は社民党大椿ゆうこ・山城ひろじ両候補、選挙区は市民と野党の共闘または共産党候補の当選に全力を尽くす。

絶対に戦場にさせない/全国と連帯し沖縄から声上げる/山城ひろじさん

 3日、那覇市の山城ひろじ候補出発式には福島みずほ社民党党首も駆けつけた。

 「高江で辺野古で、地べたをはいずりまわる運動を続け、みんなを励まし引っ張ってきた山城さんは沖縄の宝だ。軍事要塞化が生活を圧迫する。一緒に戦争を止め、平和をつくりたい。ミサイルよりおにぎりを、くらしを、平和を。何が何でも国会に送ってほしい」と市民に熱く訴えた。

 山城候補が登壇する。何より強調するのは「沖縄を絶対に戦場にさせない」だ。

 「政府は中国が攻めてくる∞台湾有事≠ウらには戦争を覚悟せよ≠ニ日本中を脅す。冗談じゃない。軍事費は9〜10兆円どころかGDP5%30兆円まで爆上がり。恐ろしいのは沖縄が戦場≠ェ前提のように言われる。これがいま国会で大きな論議にならない。ならば、沖縄から国会に乗り込み、声を上げる」

 山城さんは続ける。「けれども、全国に戦争と基地に反対する仲間がいる。奄美、九州、京都でも圧力を受けながら頑張っている。連帯し、与那国も石垣も宮古も辺野古も団結して政府の暴走を止める。沖縄のまちがいのない未来をつくろう」と呼びかけた。

反戦運動にエール

 山城さんは連日県内を駆けめぐり、「選挙区ではタカラさちか候補(オール沖縄)を、比例では山城を国会に」と支持を広げている。

 6日の糸満市などの街頭宣伝にはZENKOおきなわメンバーも参加し、「県民の怒りと悲しみを伝え国会に沖縄の声を響かせよう」との訴えを応援。山城さんは「何としても勝ち上がって、ZENKOのみなさんや『ノーモア沖縄戦の会』とも連携し、全国の反戦運動を広げたい。頑張りましょう」と言葉を託した。





参院選で市民と政策対話

参院選スタートを受け、ZENKO千葉は街頭で市民と選挙争点の対話を進める。イラン攻撃糾弾のアピールもともに行った(7月5日 千葉・市川駅前)

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