2025年08月15日 1883号
【第3分科会/危険な夢洲万博、カジノ中止 税金は生活に/維新政治を終わらせよう】
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“2030年日本初の大阪夢洲(ゆめしま)カジノ開業を止めよう!”と、相模原現地と大阪市内のサテライト会場を結び、論議を深めた。
「夢洲カジノを止める大阪府民の会」の山川よしやす事務局長が、▽夢洲の危険性・問題点▽大阪府民による地域からの自治体決議運動▽現在の万博会場の真実▽大阪IR・カジノ土地改良事業差し止め訴訟−など基調を提起。「万博工事未払い問題被害者の会」が「私財を使い果たし、もう差し出せるものは自分の命しかない」と訴える未払い問題については、返済期間が長期の無利子融資など国や大阪府が責任を持って対応することを求める緊急署名に全面的に協力していることを報告した。
参加者から積極的な意見が続く。▽「市民運動でカジノを止めるために、国や大阪府・市に対して、カジノ反対をストレートに訴える署名に取り組んでいきたい」(寝屋川市民の会)▽「訪問時に尋ねたら“カジノなんか絶対あかん”と市民の誰もが言ってくれる。維新の大阪府・市政に“もう黙ってへんで”と声を上げていく人を増やしていきたい」(大阪府民の会・城東)▽「そんなに危険な万博会場に、子どもたちが行っていた実態を初めて聞き、本当のことを知るところから始まると実感」(東京在住の参加者)―など。
最後に山川さんが「秋には『市民公聴会』に代わる大きな学習集会を開催したい。万博・カジノに反対する幅広い共闘、市民参加の大規模な御堂筋パレードにも取り組みたい。大きな世論を、みんなでつくり出していこう」とまとめた。
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