2025年09月19日 1887号
【パレスチナの今 街頭写真展/若い世代など常に人だかり/大阪】
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9月7日、ZENKO関西が呼びかけた「パレスチナの今を伝える街頭写真展&アクション」が大阪・京橋京阪モール前で取り組まれた。最新の写真38点を展示し、スタッフが、餓死の危機にあるガザの人びとへの思いやイスラエルの蛮行への怒りをアピールした。
スタッフは約30名。以前の街頭行動で知り合った在日外国人の方も小学生の息子さんとともに加わり、若者たちに写真について熱く語る。SNSを見て参加したバングラデシュの人もチラシ配布に協力してくれた。
人の流れが速くいつもはなかなか立ち止まってくれないスポットだが、この日は違った。展示準備中から足を止めて見る人もいて、写真の周りには常に人だかりができる。説明に「ほんとにひどいねえ」と熱心に見入る人が多かった。
写真を見たり抗議ファクスを書いた人に「11月、パレスチナ現地で非暴力で闘うモハマド・アローシュさんが来日する。ぜひまたご連絡したい」と伝え、7人と連絡先を交換できた。「団結まつりに行きます」という大学生とも出会えた。
1時間ほどで、イスラエル大使館への抗議ファクス11枚が寄せられ、パレスチ連帯カンパも集まった。親子連れや、中国からの留学生、20代の若者、高校生など若い人たちが関心を持ってくれたのが印象的だった。
また、AFZジャパン事務局の方も立ち寄り、「皆さん頑張ってスイカマークのステッカーも展示してくれ、うれしいです」など交流もできた。
(ZENKO大阪・田中秋子)
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